伊豆は伊東市にある別荘を先日売却しました。
2017年8月に買って、2019年5月に売ったので、所有期間は約1年半です(汗)
ほぼ取得価格で売却できたのですが、リフォームやらエアコン、トイレの交換、家具の新調やらしましたので400万円くらい持ち出した計算になります。
リビングの窓からは相模湾と大島がよく見えて、眺望は最高でした。
お風呂も温泉+ガラス張りで大人が3人は入れる大きさ!
↑これがお風呂からの眺望です。伊豆大島が良く見えます。
なので、物件を不動産屋に公開してもらった直後に、内見希望があり、最初に見た人が即決してくれました。
それはそうだよな。。
床はフローリングに変え、エアコンもダイキンの新品、トイレもTOTOの最新モデル。
僕は個人的にこの伊東の別荘が好きでした(他に、草津温泉にも別荘があります)。
ドローン飛ばしまくりで、近くの赤沢漁港(DHCが赤沢温泉郷を開発するついでにこの漁港も購入)に釣りに行く時は、どのくらい釣座に人がいるか事前にドローン(DJI MAVIC)を飛ばして偵察に行ってたくらいです(爆)
ちなみに別荘から漁港までは直線距離で800mくらいです。
しかしそれでも売却を選択しました。
売却の原因を考えると・・・・
■温泉の泉質が草津とは比較できないほどイマイチ
温泉は32度くらいでそれを加熱したものが配湯されます。ですので純粋な意味で源泉ではありません。
草津は数ある源泉の中でも「わたの湯」という草津温泉でも最強レベルの温泉で濃厚な硫黄臭がします。やはりそれと比べてしまうのですね。
これ本当に温泉なのかな・・・と疑問符を頭に浮かべながら入ってました。
まあでもガラス張りで大島が目の前に見える温泉というのもなかなか風情があったものです。
草津の別荘はこちら。とにかく温泉がすごい!
■駐車スペースから玄関まで40段の階段。さらにリビングまでは15段の階段。
傾斜地にある別荘で、眺望を求める場合に「あるある」なのですが、道路から玄関まで40段の階段を登らなくてはなりません。
最初は筋力作りに最高じゃん!という感じでウキウキだったのですが次第に負担に(汗)
さらに2階建てですので、玄関にたどり着いても、そこから2Fのリビングまで15段ほどの階段を登らなくてはなりません。
なので、無事リビングにたどり着いたときなどは、はぁはぁと息を切らすことさえありました。とりわけ荷物が多いときなど・・・・
■けっこう大きなクモが出ます
これは不動産屋の告知ミスなのですが、しばらく不在にしていると、洗濯機の排水口などから伝ってクモが室内に侵入してきます。(しかも大きなやつ)
なので長期間家を開ける場合、排水口は全部蓋を閉めなくてはいけないのです。
不動産屋の担当が「すみません、これ最初に言っておくべきでした」と言ってました(もう遅いけど)・・
うちのカミさんと娘はクモが大嫌いなのです。調べたらアシダカグモというやつで巣を貼りません。
逆に彼らはゴキブリなどを動きまわって捕食してくれるそうで重宝にしている人もいるとか・・・・
僕らはタランチュラと言ってました。
で、このクモやクモの死骸を久しぶりの訪問時に見つけたとき、カミさん絶叫したのは言うまでもありません。
こんなのが寝てる時に近くを這い回ってるって考えただけで、ギャー!!!!!みたいな・・・
去年、僕が主催する塾の合宿の時、観光の一環でこの別荘を訪問しました。ところが、同行したカミさんはチャーターしたバスから降りてきません。
塾メンバーは「どうして奥さんはバスから降りてこないのだろう」と疑問に感じたそうです。
大きな売却理由は以上3つです。
他の理由・・・例えば近くの国道135号線(下田市から小田原市に至る伊豆半島東海岸の国道)が夏場など海水浴客で大渋滞する、一番近いコンビニまで車で10分かかる、とかありますがこれは細かいことです。
※川奈港へ釣りに行った時、行きは20分、帰りは1時間かかるとか・・・
家族のメンバーが行きたがらない別荘を所有するというのはかなり負担です。
別荘管理費、固定資産税、ネット回線、スカパー、その他光熱費など金銭的な負担ももちろんですが、精神的な負担が大きいです。
まるで地面に穴を掘ってそこにせっせとお金を投げ込んでいるような感覚になります。
所持するモチベーションが下がったまま物件を所有するというのはけっこう精神的に来るものがあります。
実際1年近く行ってませんでしたし・・・
というわけで、皆さんこれから別荘を買おうと思った時に少しでも参考になれば幸いです。
ではでは